TPPはなくとも農業発展の勢いは衰えない

お世話になります、大分事務所の荒木です。

米国大統領の改選をきっかけにすっかり消沈してしまったTPPの話題ですが、
これで農業改革の勢いが止まるわけにはいきません。
もとよりTPPがなくとも日本の農業の改革は待ったなしの状況に変わりはありません。
それはグローバルな視点からも世界的な食糧問題の火種が消えたわけでもなく
今後国内の食料をいかに確保するかはこれからの大きな課題であります。
その中でも東京五輪を控え、直の調達基準がこれから決まりますが国際認証(グローバルGAP)の導入ついては、だいぶ政府と農業者との間でギャップがあるようです。
ギャップの要因の一つには、JGAPとの違いが混乱を招いており、せっかくJGAPを取得したのに
国際的に通用しないという場面もあるようです。
※Global Agricultural Practice(農業生産工程管理)

いずれにしても、GAPの取得を第一目的にしてしまうと企業にとって負担が大きく立ちはだかりますが
今の事業の業務を見える化して、業務改善、生産性向上のステップの中で取得を最終的な目的とする方がいいのではないかと思います。

また、農機業界の動きにも注目が集まっております。従来の大手4社に加え、建設機械の雄であったコマツが本格的に参入したことで、これまでの考え方に大きな影響をもたらすことと思います。
特に直播技術の向上は、大きく生産性に関わる問題であります。
現在は、賛否あるテーマですが、いずれ収量が大差がなくなり主流に成りうるとも思っております。
実際私の実家でも苗箱に関する業務時間は大きな負担になっており、ここがなくなるとだいぶ楽になると思います。

まだまだチャンスはあります。  何かありましたらご相談ください。

農業 収入保険制度

お世話になります、大分事務所の荒木です。

みなさんもすでにご存じの方も多いと思いますが、11月にまとめられた農業競争強化プログラムにおいて農業の収入保険制度が決まったようです。今回の保険制度は、災害補償だけでなく、価格低下による収入減少の補償の対象となるところがポイントです。
ただし、対象を青色申告している法人・個人としており加入申請時に最低1年・1期分の実績が必要となります。そのため、H30年に青色申告をするためには、平成29年3月15日までに「青色申告承認申請書」を提出し、青色申告での申告ができるようになっておかなれけばならないことなります。
※いままで白色申告をおこなっている事業者は、相応の書類の管理や会計処理(現金出納帳・固定資産台帳・売買掛金帳簿など)が求められるため、合わせて書類の管理や資金の管理も今のうちに整えておく方がいいと思います。

さらに、申告実績が5年未満の場合は、補償限度額が引き下げられるため、収入計画等を検討する際は要注意です。

これらも含めて、過去5年の対象となる平均収入を計算する必要があるため29年3月申告については、青色ではない場合も青色並みの体制を整えた方がいいと思われます。

詳しくは 農林水産省HP

 

民間人材の活用

お世話になります、大分事務所の荒木です。

平成28年10月19日の日経新聞記事からの紹介で
農林水産省が経団連などと組み、期間限定の取り組みではありますが、農業法人への民間人材の派遣を始めるようです。
農業企業に財務などの経営専門人材が不足していることを受けての取り組みようです。
原価どれくらいで、いくらぐらい儲かったというような経営的感覚を持たれている経営者は多いと思います。
しかし、売上がいくらで、原価がどれくらいかっかた。これはもう少し減らせる・減らさなければならない
どれくらい利益・収支が見込めるから、給与としていくら還元する、設備投資資金としていくら用意するというような戦略的な形での判断は少ないように思います。まして、今夏秋のように天候などの環境が不順で
予定したような収量がとれない場合あわてて資金調達をするというようなケースもあるかと思いますが
きちんと目に見える形で収益管理しておけば、第三者である金融機関への説明もしやすいかと思います。

あわせて隣の記事には、農業関連企業の再編後押しということで
農業体へ資材や材料を提供する関連企業の再編を後押しするため低利での融資を行うという記事もありました。これはまだ検討段階ですが、ご紹介です。

食の安全をどこまで守れるか。

お世話になります、大分事務所の荒木です。

熊本大分地方を中心とした地震災害からはや1ヶ月半がすぎに、復興が思うように進まない中被害状況も明らかになってきました。
熊本県の農業関連の被害総額は1,000億円を超えているとのことで、九州においても農産物の生産高が大きいため影響は甚大だと思います。
その中でも、地震が大きかった益城町は全国有数のスイカの産地とあって、これからスイカのシーズンに大きな影響がでるかと思われますがニュースでは、避難所暮らしを強いられながらも収穫・出荷業務を再開したとあり一安心です。

しかしながら、今回の地震で、前回の東北大震災を含めて、いつでも安全な食事ができるかといった不安を持たれた方も多いかと思います。
そんな中、安全高品質は食材の供給に向けた取り組みとして、イオンがフランスの有機食料品を取り扱うスーパー展開をする企業と合弁で会社を作り
有機食料品市場の開拓に乗り出したとのニュースがありました。

TPPの交渉が難航しているのをしり目に、企業間では将来の市場展開を見据えた取組が進んでおります。
これらの企業の動きが示すのは、TPPの行く末に関係なく、安全・高品質な食料品の確保は
きっさの課題であり、大きなチャンスがあります。

ぜひ、農業生産・販売に興味がある方はご相談ください。

平成28年4月 新しい年度が始まりました。

お世話になります、大分事務所の荒木です。

平成28年度が始まりました。時代の変化が早い中で、遅れながらも変化への対応に向けて
各業界を大きな変化が起こっていきそうです。

そのなかで、久しぶりに農業の話題についてご紹介します。

まずはなんといっても農地法の改正による企業参入要件が緩和されたことではないでしょうか。
これまでは、安易な参入を防ぐため役員等の従事要件や出資・議決権要件などハードルが高かったのですが
4月からは緩和され、議決権については、従事者の4分の3⇒2分の1超へと代わり、ウラを返せば
農業関係者以外の方の出資が4分の1以下に抑えられていたものが、2分の1未満であれば可能となり、
農業関係の取引継続者という条件も撤廃され、出資できる機会が増えました。

これにより、企業にとっては資金調達の幅が広がり、先進的かつ経営力のある企業はさらなる資金を調達し
規模拡大や設備投資による収益力の拡大が期待できることになり、諸外国との競争力を高めることに繋がります。
また競争力といえば、スマートアグリに称されるようなシステム・人工知能を取り入れた省力かつ生産性の高い農業
への投資も加速することを期待しております。

次に、農業委員会法の改正にも期待が寄せられております。
従前の農業委員に加えて農地利用最適化委員が創設され、全国農業会議所は一般社団法人として農業委員会ネットワーク機構となります。

これらの改正の中には、農業委員の過半数を認定農業者が占めることなど意欲的な農業委員による活動が期待されておりますし、
最適化推進委員は、納著の集積・集約・耕作放棄地の発生防止・解消など経営環境の改善が期待されております。

また、農業会議所の業務の中に、新規参入支援・法人化推進・担い手の組織化・運営の支援が追加されたことは
これから法人化や規模拡大が進むこと予想されるため重要業務になることを期待しております。

少しニッチな話題となりましたが、農業が変われば日本が変わるほどのインパクトがあると個人的には思っておりますので
ご興味のある方はご相談ください。

農地課税のゆくえ

お世話になります、大分事務所の荒木です。

先日まで夏にしては寒かったのがうそのように炎天が続いており、みなさんも熱中症等対策に
苦慮されていることかと思います。

さて、先日報道がありました農地課税について少しお話したいと思います。

まだ政府内部でも検討中ということで、すぐさま課税制度が変わる可能性はないと思います
具体的には放棄地への課税強化と中間管理機構等への貸付の減税のセットで、
農地の流動化を進めていくものですが、農家の方への負担等慎重に判断されているということだと思います。

しかしながら、この流れについてはもはや止まることはないと(信じたいとこです・・・)
思います。なぜならば、TPP問題もしかりですが、経済全体を考えた時に、農業に限らず資産が遊休のまま停滞するということはマイナスでしかないです。
ゆえに、眠っている農地の再活用は、喫緊の課題といえるでしょう。
問題は山積みですが、まずは意欲がある方が農地を活用できる体制を作ることが重要だと思います。
お盆を機にご実家に帰ると、耕作放棄地に悩むご家族や親族にお会いされることと思いますので
一度この問題についてぜひ触れてみてください。

農業経営とマイナンバー制度

お世話になります、大分事務所の荒木です。

先般、マイナンバーという情報が世間をにぎわしておりますが、農業経営にとっても
例外ではありません。ただし、農業関係だけ特殊というわけでもありませんので
他の業種同様に基本となにをすべきかを把握いただき、しっかり対策していただくことが重要かと思います。

では、マイナンバーとは、国内に住民票のある方全員に12桁の番号が与えられ
当面税・社会保障・災害対策に限って活用されていくものです。
これまでの住基カードやグリーンカードとは違い、法律的な利用制限や違反した場合の罰則も重いものがあります。
ですから、しっかりとした対策が求めれます。

具体的は、収集・保管・利用・廃棄という項目ごとに
①誰がどう収集して、②誰がどのような形で保管管理するのか③どういう書類で利用し、どういう使い方が禁止されているか、そして④いつのタイミングで廃棄しておくのかということをベースに捉えていく必要があります。

特に、利用の制限があるように、利用するケースは限定されておりそれ以外には一切使えないことや不要になった時には廃棄するということがこれまでと違って慎重に行うべきところだと思います。

さらに、重要なことは制度が始まる平成27年10月までに従業員や関係取引先への周知や住民票の移動など、制度開始前に行うことが望ましい準備も多数あります。ぜひ一度近隣で開催されているセミナー等にご参加されることをお勧めします。

ちなみに、弊所でも8月17日、19日に行います。詳しくはこちらセミナーのご案内 、みなさんのご関心が高いようで、多数の申込を頂いておりまして、席が残りわずかとなっておりますので、ご関心のある方はお早めにお申込下しさい。お申込はこちらをファックスしてください。マイナンバー制度セミナー申込

農業経営者向けセミナーを開催します!

お世話になります、大分事務所の荒木です。

最近は、夏日・真夏日に加えまして、じめっとした湿気で体への負担が大き大変な時期になっております。
体調管理にご注意ください。

さて、この度弊所にて、農業経営者向けにセミナーを開催することとなりました。
内容は、今後の農業経営の動きや事業承継・相続といった
農業経営者が抑えておくべきポイントを紹介します。
料金は、資料代込みの2,000円となっております。
従来の水稲農業組織を中心に変化への対応が不可欠となってきました。
この機会にぜひご参加ください!セミナー開催

本日大分合同新聞ぶんぶんの広告欄にも記載しておますのでご参照ください。

規制改革会議から見る今後の動き

お世話になります、大分事務所の荒木です。

いよいよ田植えの本格的な時期となりました。

先日の規制改革会議の答申にて、いくつかの方針が出されましたが、
目新しいものはありませんが、
農地の集約に向けた対策促進といった所ではないでしょうか。
主には、農地バンクの機能強化と耕作放棄地の課税強化と貸付に対する助成や減税といったあめとムチのようです。

農地バンクについては、発足以降事業利用進捗が芳しくないということで、根強い農地所有問題が関係しております。
方向性としては、企業の方も所有にこだわらず賃借の方が利便性が高いということで動いてますが、
賃借の方も進まないということで周知強化のために税制や助成を利用せざるを得ない状況のようです。

一定の収益性など規模のメリットを活かすには、一定規模の農地が必要なことも事実であり、
比較としてよく持ち上げられるオランダの集積農業との環境や条件の違いも論じられるようになってきており、
徹底したコスト管理だけでは限界が日本農業の場合はあります。

農業設備の最先端

お世話になります、大分事務所の荒木です。
昨日、某メーカーの展示会に潜入してきました。
勉強兼ねてですよ

やはり、私が注目しているのは、圃場管理や原価管理と連動している機能がどこまで
発展しているかです。
競争力のある農産物の製造には、原価管理。特に労務管理が最も重要になりますから
ここを自動化できれば、オペレーターの負担軽減やその後の分析資料として
効果的かなと思います。
当面は、初期投資価額負担が大きいとは思いますが、
これにより得られる成果を長い目で見て安いと思うか高いと思うかで
今後の経営は変わると思います

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