お世話になります、大分事務所の荒木です。私もついにカレイショットの対象となりました。
猛暑の真っただ中ではございますが、先日、大分県杵築の中野酒造で作られている日本酒【智恵美人(ちえびじん)】がフランスのコンクールで最優秀賞を受賞したという記事がありました。【智恵美人】は山香産米と地下水を使って作られており、地酒としてますます人気が出て、手に入らなくなるかと思いますが、お中元まだまだお待ちしております。
さて、冗談はここまでですが、お中元に関して、税務的な情報を一つご紹介します。
消費税の税率が2019年10月より10%になり、併せて軽減税率が実施されるのはすでにご存知かもしれませんが、
対象となるのはどんなものかいうと、細かく分かれるため個別に検討していく必要があります。その中で、まさにお中元品のように
軽減税率の対象となる食料品と対象外のものが一体のものとして売られているものがあります。(これを”一体資産”と呼びます。)
こういった場合、わざわざ税率をわけて表示することが煩雑であることもあり、税抜価格1万円以下の場合かつ食料品が3分の2以上のものを軽減税率の対象としております。(自社組合せ商品であれば原価ベース/仕入品であれば税率で判断)。
ただし、販売時に個別に値段を表記していたり、 組合せ自由にして販売している場合は対象となりません。
ちなみに、軽減税率対象となれば税率8%ですが、現行の8%とはちがいますのでご注意ください。納税額自体は大きくは変らないかとは思いますが、会計処理の設定上は国税6.24%と地方消費税1.76%と違うため販売システムなどで対応されたものが必要になります