お世話になります、大分事務所の荒木です。
一昨日参加しました異業種の農業参入セミナーに出席して感じたことを話させていただきたいと思います。
実家に帰った時に、農作業による熱中症気味のせいでしょうか・・・。またですがご勘弁ください。
セミナーは県主催・大分銀行共催で、異業種の方の農業参入をテーマに、参入の現状や課題・支援制度などから
現役経営者による実態やポイント、金融制度について取り扱われておりました。
その中で、現役の経営者による参入のポイントについて紹介がありましたが、これが農業に係わらず非常に重要な話をされておりましたので ご紹介します。その企業は、大分県の犬飼にある企業で、農業に参入するにあたって、事業計画の作成にあたり、設備投資金額の算定から資金シュミレーションや資金調達方法、そして、販売先の見通しなどを緻密に行われて、現在も継続・発展させながら経営を行われているとのことでした。
この話を聞いた時に、これは農業に限らず、あらゆる業種において設備投資や新規事業設立する際に非常に重要なことだと感じる一方で投資の効果を曖昧や勘による予測のもと、逆に経営を追い詰めている企業も大変多いのではないかとも感じました。
特に借入によって直接・間接的に資金を賄っている場合は、計画をしっかり組み立てなければ、大きなダメージに繋がることも多いと思います。
また、計画は立てたが、検証が曖昧にされているケースも多いのではないでしょうか?
この点に関して、弊所ももっと積極的に伝えていかなければいかないですし、相談されるようにさらに力をつけていくことが求めれられているのだと実感した一日となりました。
それともう一つ、その方の実績による投資は自己資金が70%ないと、利益の確保が難しいそうです。
いかに自己資金を確保していくかが長期経営のポイントになりそうですね。